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主なインデックスファンドの種類

国内株式

主に国内株式によって運用されているインデックスファンドになります。
特定の銘柄に偏らず、日経平均に連動する様な形で運用されているファンドが中心となっています。
代表的なものでは『日経225ノーロードオープン』があります。国内株式のインデックスファンドでは、購入時の手数料が無料のファンドも多くあり、手数料や年間の運用コストという面では他のファンドと比較して、効率が非常に良いです。

国内債券

数としては国内株式のインデックスファンドの様に多くはありませんが、コスト面では購入手数料・解約手数料ともに無料のものが多く、運用コスト面での無駄が極めて少ないファンド中心となります。
また債券という性質上、株式と比較して値動きが少ない為、配当金であったり、値上げを期待する場合には少し物足りないものがあるかもしれませんが、安全とコストを意識した場合にはオススメのファンドになるかと思います。

新興国株式

新興国(=エマージング)というのは、東欧・ロシア・中国・インド・中南米・東南アジア等の発展途上国を指しています。
一般的には、BRICS・VISTA・NEXT11などといくつかの国々を総括して言う場合の方が多い事もあります。
最近、話題に取り上げらる頻度が多くなったアフリカの国々も、MENA(Middle East and North Africa)と呼ばれていますが、産油国で構成されるGCC(湾岸協力会議)6カ国(サウジアラビア・アラブ首長国連邦(バーレーン・UAE・カタール・クウェート・オマーン)を中心とする中東と北アフリカ周辺国の事を指しています。MENAの場合は、他のBRICSやVISTAが国名の頭文字を使っているのと違い、地域を指しています。
新興国株式でのインデックスファンドの場合には、ハイリターンを期待する事が出来ます。実際、期間を限定して見た場合には、中国株中心のインデックスファンドではで200%を超える収益を上げたファンドもありますが、ハイリターンが期待できる半面、リスクも高まりハイリスクとなります。

新興国債券

新興国株式と基本的には対象としている国々は同一になります。投資対象としているベンチマークがそれぞれの株式指数から債権指数と変わったものとなります。
リスクやリターンに関しては、新興国株式よりもレンジは狭くなりますが、リスクとしても高い状態にあります。少なくても2009年時点では、世界恐慌の収束の道筋ははっきりとはまだ見えておらず、体力の少ない新興国については、国自体がデフォルトするリスクが0という状態ではありません。

世界株式

MSCI指数と呼ばれている指数の中の、MSCIコクサイ指数をベンチマークとし、この指数を目指す運用を行っているインデックスファンドが中心となります。
MSCIコクサイ指数とは、日本を除く世界主要22ヵ国(2007年12月末時点)で構成されているものになります。
世界株式の場合でも、購入手数料や解約手数料が0円のファンドは多いのですが、年間の信託報酬として支払う%については、国内株式と比較して高いのがほとんどなります。しかし、海外の株式に投入するとなると、もちろん他の金融商品でも可能となりますが、コスト面では十分安い内に入ると思います。

世界債券

世界の主要国の公社債を中心とした投資になります。シティーグループ世界国債インデックスをベンチマークとして連動する投資成果を目指しているファンドが中心です。

REIT(不動産投信)

東証REIT指数をベンチマークとて投資行うのが、不動産投信系のインデックスファンドとなります。運用が順調の場合には、毎月コンスタントに配当金を受け取る事が可能です。

商品ファンド(コモディティ)

商品ファンドとは、商品指数に連動する仕組債の事を指しており、DJ-AIG商品指数やDBL商品指数をベンチマークとして使用し、この指数に連動した形での運用を目指すファンドになります。

その他

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