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投資信託とは?

投資信託とは?

投資信託とは、多数の投資家により販売会社を通じて出資・拠出されて集められた資金を、専門家(ファンドマネージャー)が、株式や債券を始めとした金融派生商品などの金融資産や不動産に投資を行い、出資した投資家達に運用成果を上げて分配する事を目的としている金融商品になります。その際に、運用資金が減少した場合には、投資家達に損分が回り、元本保証のない金融商品になります。
略語では『投信』とも呼ばれ、2000年過ぎにネット証券を通じて、1万円程度から始める事が出来るという事で、預貯金の代わりに毎月積立を行うという方法で始める人が増加し、急速に普及した金融商品になります。

預貯金との違い

投資信託と預貯金の最大の違いとして言えるのは、元本と利回りの保証がない点になります。定額貯金の場合には預入額では1000万までと、その利息が保証されていますが、投資信託の場合は、額面に関係なく元本の保証は行われておりません。それに加えて、相場の影響によって利回りが変動する仕組みとなっており、投資を行う際には自己の責任の元で行う事が求められます。

投資信託のメリット

投資信託が2000年過ぎに急速に普及した要因となったメリットを紹介します。

  1. 個人で株式や債券、あるいは外国株式や外国債券に投資を行おうとする場合には、銘柄によっては少額で始められるのもありますが、実際には投資用の資金を多く用意する必要があります。しかし投資信託であれば、多くのファンドでは1万から1円単位で購入をする事が出来、興味はあるけれども資金が。。という方でも始められる点になります。
  2. 金融商品の特徴として、リスク分散の為に複数銘柄を購入する事をポートフォリオと呼びますが、個人が株式でこれを行う場合には、上記した様に多くの資金を必要とします。しかし、投資信託の場合には、特定銘柄(1銘柄)のファンドというものはなく、程度の差はあれど、全てのファンドが分散投資されていると言う事が出来ます。
  3. 株式の個別銘柄で投資を行う場合には、まずはその業界の動向であったり、個別会社の売り上げや今後掛かると思われる費用やリスクを検討を、自分で行わなければなりませんが、投資信託であれば、ファンドマネージャーが運用する事で、検討する時間を大きく削減する事が出来ます。
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