収益分配金(しゅうえきぶんぱいきん)
収益分配金とは計算期間の末日における投資信託の運用益から経費を控除した後に運用会社が定める収益分配方針に基づいて受益者に分配される分配金の事を指します。株式の場合で言うと、配当に当たります。現在の税法においては二重課税を防ぐ目的から、投資信託の運用期間中に生ずる利益には課税されない様になっています。決算で確定した利益を収益分配金として投資家に還元し、はじめて課税される仕組みとなっており、その際に株式投資信託の場合は配当所得、公社債投資信託の場合は利子所得として20%の源泉課税がおこなわれる仕組みになっております。ファンドの種類によって、分配金が支払われる分配型、再投資される無分配型が存在しています。