クローズド期間(くろーすふぁんど)
日本の投資信託は原則として受益者は自由に換金することができる様になっています。しかし商品によっては一定期間については解約できないものがあります。その解約できない期間のことをクローズド期間と言います。クローズド期間が設けられるのは、投資信託の設定後に短期間のうちに大量に解約が出た場合には、解約にともなう資金作りの為にポートフォリオの構築が妨げられる可能性があると考えられているからです。クローズド期間は投資信託によってまちまちでありますが、設定日から3~6カ月ないし1年といった場合が多い状況となります。しかし、そうした期間を設けているファンドの場合であっても、約款に定めたれた特別の理由がある時に関しては、販売会社が買い取りを行う形での換金は可能とするものがほとんどとなります。